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「いいデザイナー」の定義―事業目線を持ったデザイナーとは?

UX/UI

2018.05.08

こんにちは、エクスペリエンスデザイン(XD)事業部の吉本です。

前回のブログでは「何のためのデザイン?」をテーマに、デザインやクリエイティブ制作においてメタフェイズが大切にしている考えをお伝えしました。

 

第2回のテーマは、「デザイナー」についてです(ここでいうデザイナーは、ウェブサービスに携わるデザイナーのことをいいます)。

 

 

自社が求める「理想のデザイナー像」を具体化する

 

最近、デザイナーの需要が高まりつつも「いいデザイナーが採用できない」という声をよく聞きます。でも、「いいデザイナー」って、すごく曖昧ですよね。

 

「いいデザイナー」と一言でいっても、人によって得意な分野やできることは大きく違います。

例えば、アプリのUIが得意なデザイナーと、ウェブサイトのUIが得意なデザイナーは別モノです。

平均的に何でもできるデザイナーと、ある技能に特化したデザイナーは、それぞれ活躍の場は変わります。

つまり、自分の会社にとっての「いいデザイナー像」をはっきりとさせていないから、採用にずれが生じてしまうのではないでしょうか。

 

ですから、「自社のデザインにおいて大切にすること」を、制作会社も事業会社も考えなくてはならないのだと思います。

 

 

事業目線を持ったデザイナーって、どんなデザイナー?

 

では、メタフェイズにとっての「いいデザイナー」について、お話しさせてください。

 

僕らが大切にしていることは、「お客様のサービスにとって、ベストなデザインができる」ことです。

そのために、いっしょに働くデザイナーには「事業目線を持ったデザイナー」であってほしいという願いがあります。

 

事業目線を持ったデザイナーとは、デザイナースキルがあり、ビジネスやマーケティングに詳しい人材、というわけではありません。

具体的にいうと、デザイン設計の目標やゴールに対し、常に自分の作業はどのようなアシストをしているのかを考えているデザイナーのことです。

その視点があると、例えば「ウェブサイトの背景に数日かけて動画を作るべきか、ストックフォトから写真を選んだほうがいいのか」などの判断が課題解消につながるのかという、「課題の解決軸」を基準にできるようになります。

 

僕らの会社だけでなく、ビジネスに少しでも関わっているにとって、事業目線は今後、求められてくる要素ではないでしょうか。

 

事業目線を持ち、さらにウェブデザイナーとして成長するために今日からできること

 

では、事業目線はどのように鍛えればいいのでしょうか。

それは、世の中のデザインを考えながら見る訓練をすることです。

  • ●このデザインは誰に、何を届けていて、何のために作ったのか
  • ●デザインがサービス全体にどう影響を与えているのか
  • ●デザインを見た人がなぜその行動をとったのか

といった視点を持つ癖をつけると事業目線は養われます。

 

また、すべてのウェブデザイナーが持たなければいけないのは「客観性」です。

僕らはアーティストではないので、お客様のサービスにユーザー視点を持って向き合う必要があります。いわば、ユーザーの代表です。しかし、自分が好きなサービスやブランドであればあるほど、「自分が思い込んでいるユーザー像」を描いてしまいがちではないでしょうか。

自分で客観性を意識付けることも大切ですが、そんなときこそ、チームの手を借りましょう。途中経過のデザインから多くの人に客観的に見てもらうことで、ブラッシュアップできると思います。途中段階の物ではなく、完成したデザインで判断してほしいと思っている人も多いでしょうが、それは損な考え方だと思います。

 

さらに、ウェブとしてさらなるスキルアップを目指すのであれば、「こだわらなければいけないポイントをきちんと見極めること」が重要です。

ウェブデザインの歴史の積み重ねにより、ユーザーにとって使いやすく、成果も出やすいレイアウトはある程度パターン化され、一般的によく使われています。ただし、こうしたレイアウトパターンをそのまま使えば、簡単にデザインはできますが、あくまでも「それっぽいもの」に過ぎません。

ウェブデザイナーは、パターン化されたレイアウトがなぜユーザーフレンドリーで、成果につながるのかを理解する必要があります。その上で、レイアウトパターンを基にしつつも、こだわらなければいけない細かいポイントを見極め、最適化し、他のサイトと差別化するというところにウェブデザイナーとしての価値があるのだと思います。

パターン化されたレイアウトをあえて踏襲せずに、誰も見たことがないものを一から作りたいという気持ちもわかりますが、レイアウトパターンをベースにしたほうが近道となる場合が多いです。どこにこだわる必要があるのかをきちんと判断できるかが大事になってきます。

 

 

次回は、「デザインやクリエイティブの制作をするときのコミュニケーション」についてお話しします。

ヤモリ

吉本 健太 / エクスペリエンスデザイン事業部マネジャー

Manager / UX Director UXディレクターとしてWebサイトのクリエイティブディレクションや、業務系アプリのUX/UIディレクションを担当。

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