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コーポレートサイト制作・リニューアルで集客アップを実現!必須ポイント完全ガイド

企業の顔ともいえるコーポレートサイトは、制作やリニューアル次第でブランディング効果や集客力が大きく変わります。
本記事では、サイト構成やWebデザインのポイント、SEO対策を踏まえた流れを解説し、企業成長を後押しする具体的な手順をご紹介します。「自社サイトを何とかしたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

コーポレートサイトの目的と効果

ここでは、コーポレートサイトを制作・リニューアルする目的と、それによって得られる具体的な効果をお伝えします。
企業の成長戦略におけるコーポレートサイトの位置付けや、ブランドイメージ向上への貢献、集客・採用面でのメリットなど、多角的な視点から企業にもたらす効果を解説します。

コーポレートサイトがもたらす具体的なビジネス効果

コーポレートサイトには、企業の認知度アップやリード獲得、採用効率化といった代表的なビジネスメリットがあります。サイトで正確な企業情報を発信すると、潜在顧客がブランドに触れる機会が増え、信頼感も自然に高まります。

さらに、SEO対策やSNS連携を活用すると、検索結果やシェア経由での流入が増え、24時間いつでも企業の魅力を発信できる体制が整います。これにより、営業活動に依存せずにリード獲得チャネルを確保でき、営業コストの削減にもつながります。実際の効果を目の当たりにすると、「ああ、やってよかった!」と納得いただくケースが多いです。

また、コーポレートサイトを通じて顧客の声や事例を発信すれば、ブランドイメージが強化されるだけでなく、既存顧客のフォローアップや追加受注の機会も増えます。採用面では、企業理念や社風をわかりやすく伝えることで、求職者の応募意欲を高め、面接通過率や定着率の向上につながることが少なくありません。たとえば、社員インタビューを掲載すると、自社にマッチする人材をスムーズに集められるでしょう。

当社が手がけたヤマト・スタッフ・サプライ株式会社様(物流・運輸業向け人材紹介・派遣および安全教育支援)のコーポレートサイトリニューアルの場合、掲載情報の経年劣化を改めるとともにUX/UIを一新し、親会社との連結を機に、市場優位性と顧客提供価値を再定義しました。そのうえで「よくあるご質問」を使いやすく再設計し、サイドナビを追加。法人・個人それぞれの顧客が迷わず情報へたどり着くようサービス導線とCTA(Call to Action)を最適化したことで、問い合わせの質の向上を図りました。

このように、戦略的なコーポレートサイト制作は企業の成長に直結します。継続的にアクセス解析を行い、コンテンツをブラッシュアップすることで、長期的に安定した集客チャネルを維持できるのです。

ヤマト・スタッフ・サプライ株式会社.png

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コーポレートサイト制作・リニューアルの流れ

制作から運用までのプロセスを段階別に解説します。流れをつかめば「何をいつ、どのように進めればいいか」が分かるので、まずは全体像を把握しましょう。ざっくりで構いませんが、イメージを持つことが重要です。

綿密な計画と要件定義:成功への第一歩

制作を始める前に、まずターゲット顧客やサイトの目的を明確にします。誰に向けて情報を発信するかを具体的に想定しておくと、その後の設計がブレにくくなります。たとえば、BtoB企業であれば意思決定者層、BtoC企業であれば購買層というようにイメージしましょう。

サイトのゴール設定では、問い合わせ数や応募人数など数値目標(KPI/KGI)を定量的に定めます。これが定まっていないと、制作後に成果を測るのが難しくなってしまうので注意が必要です。機能要件やコンテンツ構成が固まったら、必要なページをリストアップして、それぞれの役割を整理します。

最後にスケジュールと予算を策定します。マイルストーンを設けて関係者と合意を取っておくと、途中での手戻りを防ぎやすくなります。要件定義に十分時間をかけておくと、後の工程をスムーズに進められます。ここが最初の山場ですが、しっかり取り組む価値があります。

デザイン・制作・開発:企業イメージを反映したサイト構築

サイトリニューアルで鍵となるのは"企業らしさ"のビジュアル化です。
当社が手がけたトライベック株式会社様(総合DXコンサルティング企業)では、「らしさ=インテリジェンス/ユニークネス」を表現するために、経営層や各事業部の管理者とワークショップを繰り返してブランドのコアバリューを抽出しました。

具体的には、会社や各事業の展望、ターゲット・強み、クライアント情報をまとめたうえで、ムードボードを使って「Wave」「Triangle」「Humanity」というコンセプトを視覚的に表現し、これらのキーワードに対する共通理解を確立しました。ワークショップは正直かなり骨が折れましたが、その分チーム全員でデザインの方向性に納得感が生まれました。

次にワイヤーフレームを作成し、各ページの情報配置や導線を設計します。ユーザーがどのリンクで迷わず目的の情報にたどり着けるかをシミュレーションし、ボタンやメニュー構造を決定します。これにより、実装後の修正コストを大幅に抑えられます。

ビジュアルデザインでは、配色やタイポグラフィ、アイコン、アニメーションを組み合わせてブランドの世界観を表現します。
トライベック様の例では、「Wave」の柔らかな動き、「Triangle」の構造的なフォルム、「Humanity」の温かみをデザイン要素に取り入れました。特に、アニメーションを通じて"インテリジェンス"と"ユニークネス"が感じられる動きを盛り込み、ユーザーの興味を引きつける仕掛けを実装しました。

実装段階では、WordPressなどのCMSを選定し、更新性や運用性を考慮します。レスポンシブ対応は必須で、スマホ表示が崩れると致命的なので、複数のブラウザや端末で動作確認を徹底しましょう。バグチェックを怠ると信頼を損なうので、最後まで気を抜かないことが大切です。

トライベック.png

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公開後の運用と改善:持続的な効果を生み出すための施策

サイトを公開したら終わりではなく、むしろここからが本番です。まずGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleを導入し、流入キーワードやページ滞在時間、離脱率を定期的にチェックしてください。データを見た瞬間に「ここを改善すればもっと伸びる」と気づくことが多いです。

続いて、コンテンツ更新やキーワード調整を継続します。SEOのトレンドはすぐに変わるので、半年に一度はキーワードを見直すと効果的です。問い合わせフォームやCTAも定期的にチェックして、文言や配置を変えながらクリック率をアップさせましょう。

A/Bテストを繰り返し実施し、どのデザインや文言が成果につながるかを検証すると、着実に成果が積み上がります。月次でレポートを作成し、成果をチームで共有すれば、改善ポイントが明確になりますね。

コーポレートサイトの構成要素と選び方

各ページが担う役割を理解すれば、サイト全体の設計がスムーズになります。それでは主要な構成要素を見ていきましょう。

トップページ:第一印象を決定づける重要なページ

トップページは企業ブランドを伝える重要なエリアです。ファーストビューにはビジョンやステートメントなどの他、自社の強みやサービスの紹介に至るまで、ユーザーに伝えたいメッセージや訴求ポイントをしっかり打ち出しましょう。

ユーザーが何を探しているかを想定し、UXやインタラクションを意識したインパクトのあるメインビジュアルで興味を惹きつけることが大切です。またナビゲーションにもこだわりましょう。シンプルかつセンスのあるナビゲーションで主要コンテンツへスムーズに誘導することが肝心です。

最新情報や問い合わせバナーを目立たせれば、訪問者の行動を促進できます。加えて、企業のビジョンやミッション、サービス内容や製品情報などをわかりやすく伝えると信頼度がアップします。最初に「この会社に興味を持ちました」と思ってもらえるよう、情報を整理しておきましょう。

たとえば当社が手がけた株式会社日本触媒様(大手化学メーカー)のリニューアルでは、トップページメインビジュアルにカラフルな吹き出しアニメーションを採用し、「常に無限にある化学の可能性に挑み『驚き』を提案し続ける」クライアントの熱意を演出しました。この一工夫で訪問者の視線を集め、「何だろう?」という興味を引き出すことに成功しています。また、丸みのあるデザインを随所に取り入れることで柔らかさを演出し、親しみやすい印象を与えました。

日本触媒.png

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会社概要:企業情報を明確に伝えるためのポイント

会社概要ページは、企業の信頼性や実績を訪問者に伝える重要な場所です。企業の基本情報やもちろん、ミッション・ビジョン・バリュー、拠点やアクセス情報、沿革、取引先などをまとめて、「この会社のアウトラインや規模感」がすぐにわかるようにしましょう。社長メッセージや組織図、スタッフの紹介、企業文化や社風なども掲載すると、企業の人柄や規模感をよりリアルに伝えられます。

見出し構造を整え、本文は600~800文字くらいを目安にすると、検索エンジンにもしっかり伝わり、ユーザーにも読みやすくなります。企業ロゴや創業年、主要取引先などは箇条書きで整理し、視覚的に見やすいデザインを採用すると効果的です。「会社概要を読んだだけで信頼度がグッと上がる」そんなページを目指しましょう。

コーポレートサイト制作における注意点

制作時に陥りやすい失敗例や注意点を取り上げ、トラブルを防ぐポイントを解説します。制作会社選びや費用・スケジュール管理で失敗しないために参考にしてください。

制作会社選びのポイント:信頼できるパートナーを見つける

制作会社選びは非常に重要です。以下のチェックリストを参考に、複数社をしっかり比較検討しましょう。

  • 実績数:コーポレートサイト制作実績が豊富にあるかどうか
  • 業界理解:自社業界に特化した事例やノウハウがあるか
  • デザイン力:UI/UXを考慮したデザインや、最新トレンドを踏まえたビジュアル表現が得意か
  • 対応スピード:問い合わせへの返信が早く、コミュニケーションが円滑か
  • サポート体制:公開後の保守・運用サポートが充実しているか

どれか一つだけ優れているだけでは十分とは言えません。総合的なバランスを見て判断するのがおすすめです。良いパートナーがいれば安心して進められます。

費用とスケジュール管理:予算と納期を意識した計画

サイト構築や改修をスムーズに進めるには、要件定義の段階で作業項目をすべて洗い出し、予算に余裕を持たせることが重要です。既存サイトの分析を行って追加作業を見積もり、思わぬ費用増を防ぎましょう。

スケジュール管理では、マイルストーンを設定して進捗を可視化することが重要です。テストや修正に要する時間を考慮し、バッファ期間も確保してください。余裕を持ったスケジュールを組むと、焦らず制作を進められます。

よくある質問と回答

コーポレートサイトに関する代表的な疑問を取り上げ、費用や制作期間について具体的に解説します。これらのQ&Aを参考にすることで、制作会社への依頼前に費用と納期のイメージを固められます。

制作にかかる費用はどのくらい?

コーポレートサイトの制作費用は、サイト規模や機能要件、デザインのクオリティによって大きく変動します。たとえば、簡易なテンプレートを利用した数ページの静的構成であれば50万~100万円程度と比較的リーズナブルに抑えられるケースがありますが、オリジナルのデザインやCMSを導入する場合は、更にプラスで費用がかかってきます。ページ数や機能にもよりますが、200万~500万円以上かかることもあります。

さらに、SEOを考慮した集客用のコンテンツ作成まで外注する場合は、追加で20万~50万円程度のランニング費用が発生する場合があります。予算を抑えたいときは、機能を絞り込んで構成をシンプルにするか、フェーズを分けて機能を追加していくリニューアル計画を検討すると良いでしょう。

制作会社によっては運用サポートや保守契約を含むプランを提示している場合もあるため、見積もりの内訳をじっくり確認して必要な項目だけを選ぶのがおすすめです。

制作期間はどのくらい?

コーポレートサイトの制作期間は、おおむね以下の通りです。

  • 小規模サイト(2ヵ月~3ヵ月程度)
    要件定義に2週間、デザイン・開発に3~4週間、テストと最終調整に1~2週間程度を要するケースが多く、合計で2ヵ月~3ヵ月で公開できる場合があります。
  • 中~大規模サイト(4ヵ月~6ヵ月程度)
    複数の事業案内ページや採用情報、ブログ機能などを盛り込む構成では、要件定義の検討項目が増えるため、4ヵ月~6ヵ月ほどかかることがあります。特にSEO対策を意識した原稿作成や、発注者側のチェックにも時間がかかるので、余裕を持ってスケジュールを組むと安心です。

費用レンジ比較表

サイト規模

費用の目安

期間の目安

おすすめ度

静的(5ページ前後) 50万~ 2ヵ月~3ヵ月 ★☆☆
静的+CMS導入など(10ページ前後) 100万~ 3ヵ月~4ヵ月 ★★☆
静的+CMS導入+
SEO対策・記事コンテンツ制作(20ページ前後)
200万~ 4ヵ月~6ヵ月 ★★★

まとめ

  • コーポレートサイトは企業認知向上やリード獲得に直結
    適切なキーワード設計と定期的なコンテンツ更新で、24時間集客チャネルを確保できるので、広告費を抑えながら安定したリード獲得が可能です。
  • サイト構築や改修は計画と要件定義が成功の鍵
    初期段階で要件を明確にしておくと、後工程での手戻りやコスト増を防ぎ、スムーズな進行を実現できます。
  • デザイン・開発は企業イメージを正確に反映しつつ、UXを最優先に
    ワークショップやヒアリングを通じてブランドコンセプトを共有し、ワイヤーフレーム段階からユーザー視点で設計すると、直感的で使いやすいサイトが作れます。

  • 公開後はアクセス解析やSEO施策を継続的に行い、サイトの鮮度を保つことが重要
    定期的なPDCA改善サイクルを回すことで、競合他社より一歩リードしたサイトにすることができるでしょう。

  • 制作会社選びや費用・スケジュール管理はトラブル防止の要
    実績数や業界理解、料金体系、対応スピード、サポート体制などを比較し、信頼できるパートナーを選びましょう。

本記事で解説したポイントを押さえれば、コーポレートサイトの制作・リニューアルは確実に成果につながります。さらに詳しい事例やノウハウを知りたい方は、メタフェイズの事例集ページをご覧ください。まずは第一歩を踏み出してみましょう!

コーポレートサイト制作・運営にオススメの会社

株式会社メタフェイズは、2001年からの歴史を持ち、7,000件以上のプロジェクト実績からお客様のビジネスゴールに直結したWebサイトの制作を得意としています。
ビジネスゴールに対する高い戦略性と戦略を再現する優れた UX / UI デザインによってお客様のビジネスの成長とビジネス課題の解決に貢献してきました。特にBtoC / BtoBビジネスにおけるコーポレートサイトやサービスサイト、DtoCをビジネスモデルとするECサイトなどを中心とした戦略策定から UX / UI デザインに定評があります。

メタフェイズでは、お客様のビジネスの真髄を理解し、それをWebの力で表現。企業とユーザー双方の目的と期待を結びつけることをミッションとしています。

【メタフェイズの顧客例】

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